【4月無料お試し案内あり】船井会計事務所経営研究会 2月例会ダイジェストのお送り
いつもありがとうございます。
船井総合研究所の髙山です。
本日のメルマガでは先日開催された船井会計事務所経営研究会の2月例会の内容をダイジェスト形式でお伝えいたします。
2月例会のテーマは
”育成”たった2年で独り立ちへ~Z世代職員の育成方法を考える~
当日は、
・若手社員を早期戦力化するにはどうすればいいか
・Z世代の育成方法はどのようなものがいいか
・事務所の新人受け入れ体制はどのようにすべきか
などについて話し合いました。
(本購読者に2月例会ご参加いただいた方がいらっしゃいましたら、ご参加のお礼を申し上げます。)
目次
新卒もゲームで早期戦力化 ~会社経営を疑似経験させる実践教育~
2月の例会のゲスト講師には株式会社NEXERA代表取締役の飛田恭兵様をお招きし、ご講演いただきました。
今回飛田様にご登壇いただいた理由は多くの事務所でのZ世代の社員を育成していく中で、一般企業同様、座学だけではなく実践的学びも重要であるということをお伝えいただきたく、お話しいただきました。
飛田様がご紹介したマーケティングタウンとはマーケティング・財務・経営戦略を体感で学ぶビジネスゲーム型研修サービスです。そして各プレイヤーは経営者となり、毎回変化する仮想の市場で会社経営を行います。市場環境、プレイヤー間競合、財務状況などを体感で学びます。
実戦形式で学んでいくことから研修を行うことで、学習意欲と集中力の向上やより実務へ活きるシミュレーションを見込むことが出来ます。
マーケティングタウンは様々な用途で使われており、経営層や経営幹部候補から若手・新入社員へ向けて研修を行うことができます。
またマーケティングタウンでは飛田様が見つけた下記のZ世代の特徴にあった研修内容を提供しております。
①座学パートへの関心が薄い
②ティップスに興味あり
③全体像から知りたくなる
そして船井講座では新卒社員研修についてお話いたしました。
新卒・若手社員の育成“OJT”だけではもう限界かもしれません・・・
まず現在の新卒社員の特徴として以下のことが挙げられます。
①言われたことを理解するスキルや共感力が高い
②自分の目標や夢について考えがあまりない、考えたことがない
③明確にやることが決まっていると実行力があるが、ある程度自由度の高い議題や業務について苦戦する傾向がある
④オンラインやSNSでの業務・取り組みに対して苦手意識は少ない
⑤自分の意見・考えをみんなの前で発言することへの抵抗感が強い
そして新卒社員の育成の場でよく起こるのが、現場のOJTに丸投げしてしまうということです。完全に現場に任せていることから、育成に差が出たり教える人によっては離職が耐えなくなってしまいます。
そのほかにもマニュアル作成では、マニュアルを作成することが目的になってしまい、結果的に使えるマニュアルが作成できていないパターンも多くあります。
内定者が決まった段階からステージごとにポイントがあります。
まず入社前にやっておくべきことは「3つの好き」になってもらうということで、会社好き、仲間好き、仕事好きになってもらうことです。
そして入社直後では、現場の教育の負担を出来るだけ軽減させていく必要があります。その中で業界や仕事の考え方・知識や社内ルール・ツールの理解を仕組化することで現場の負担を最小限に抑えていきます。
教育を行っていく中で早く成果を出させるためには、以下のポイントに注力していく必要があります。
①経営者・会社の考え方を浸透させる
②インプットよりもアウトプット型
③セルフマネジメント発想
早期から活躍していく社員を育成するためにはマインドとスキルの両方で育成を行っていくことが重要であり、マインド面では早期からマインドセットを構築していき、スキルレベルを向上させていきたいのであればOJTを見直す必要があります。
以上が、2月例会のダイジェストとなっております。
現在会計事務所業界全体でも、採用に関しては課題になっており、新しい人材の採用や育成についてお困りの事務所も多いかと思いますので参考にしてください。
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次回の例会は4月14日に開催いたします!
船井会計事務所経営研究会は「売上3億円を突破し、地域一番店の会計事務所に成長すること」を目的とし、全国約80の会計事務所が所属している研究会となっております。
他事務所の取り組み事例・成功事例を直接同じ志を持つ方と交流いただき、切磋琢磨する仲間に出会える場です。
ぜひ初回お試し参加をご利用いただき、明日からの業績アップ実現にお役立てください。