会計事務所に活用するバルト諸国エストニア・ラトビア視察レポート

シルバーウィーク中にバルト諸国であるエストニア・ラトビア視察に行ってまいりました。

国土面積や人口がほとんど同じで、お隣同士の国とはいえ、
とても対照的な国で勉強になることが多々ありました。

特に、マイナンバーへの取り組み方がまったく異なり、
アウトプットも全然違うものになっておりました。

特に大きな気づきとしては、

「本質的な課題は何か」
人まねではなく、今目の前で起こっている問題、今の延長線上に起こるであろう問題に目を向けた課題設定をしているか否かで大きな違いが出ていたと思います。

ラトビアとエストニアにおいて、成果に大きな開きが生じている点として、
 ・国民と企業が同様の課題認識をしている
 ・課題認識に基づいた議題設定をしている
 ・議題に対してのビジョンがあり、国民が共感している
上記のプロセスを経ているのか否かという点です。

これは会計事務所にも落としこめる話で、
製版分離、IT化、人材育成など、会計事務所として取り組むべき課題は多くありますが、
その中でももっとも自社が取り組むべき問題を解決するであろう議題は何か?
という点をもう一度考えなおさなければいけないということを
エストニアの国策から学ぶことができました。

先を行っている国、企業を見ることは本当に勉強になることばかりです!




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