【2024年の新入社員の傾向とは？】おすすめ育成法紹介！

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船井総合研究所の佐藤です。

まもなく4月を迎え、新入社員が入社してくる企業も多いのではないでしょうか？
これから入社してくる新入社員は、現在働いている従業員とはまったく違う環境で育ってきた、いわゆるZ世代にあたります。これまでに受けた学校教育や、めまぐるしく変化する社会経済の中で得た価値観や特徴があります。

そこで今回は、24卒（2024年入社）の新入社員の傾向とおすすめ育成法をご紹介していきます！

2024年の新入社員の特徴

①報連相に苦手意識を持っている
報告・連絡・相談の「報連相」は社会人としての基本とされていますが、Z世代の新入社員は報連相に苦手意識を持っている傾向があります。これは、スマートフォンの普及とも関係しています。スマートフォンを使用して情報収集し、自分だけで疑問を解決してしまう習慣がついているため、周囲に確認したり意見を求めたりすることが苦手になるのです。

②受け身の傾向がある
自発的に行動するよりも相手からのアクションを待つ傾向があります。そのため仕事においても指示されるのを待ってから動くことが多いことも特徴です。Z世代は特にSNSが生活の一部となっており、SNS上の比較や批評が自己評価に大きく影響を与えます。そのため、自分で自分を肯定することが苦手（他者の承認によってはじめて肯定している）であり、常に周囲の目を気にして行動する傾向が受け身に直結しています。

③自分の意思を大切にする
自分の意思を大切にするあまり、仕事の指示を出す際も、目的や内容を丁寧に説明し納得しなければ動かない傾向にあります。Z世代は個性重視で育てられたことにより、多様性や個性を大切にしています。内閣府の調査によると、人生観に関する調査で「自分には自分らしさというものがあると思う」と回答した人は70％を超えています。

2024年のおすすめ育成法

①”正しいやり方”をきちんと教える
Z世代はわからないことは何でもインターネットで調べられる環境で育ったため、「教えられていないこと」や「やったことがないこと」をすることに非常に抵抗を感じます。しかし、仕事の目的や正しいやり方がわかっていれば、躊躇なく行動することができます。そのため、報連相の正しいやり方や仕事の優先順位のつけ方など、社会人の基本スキルを入社後きちんと教育することが効果的です。

②小さな成功体験を詰ませる
上述した通り、自分で自分を肯定することが苦手なZ世代にとっては、自ら主体的に行動することは困難です。Z世代に主体性を身に着けさせるためには、自分に自信をつけさせることがまずは大事です。仕事における定期的な目標設定を行い、達成することで、自分に対するポジティブなイメージを作れるようになります。自分に対するポジティブなイメージや自信がついてくると、主体的な行動に繋がっていきます。

③セルフコントロールを身に着けさせる
Z世代は自分の意思を大切にする傾向があるため、上司からのマネジメントも大事ですが、自分自身が何をしたいのか、何をしている時にモチベーションが上がるのか、を理解しておくことが重要です。自分自身でモチベーションをコントロールできるようになることで、自分の時間を有効に使い、重要な仕事に焦点を当てることができ、効果的なパフォーマンスを発揮することができ、新入社員にとっても企業にとってもWin-Winの状態になります。

上記が2024年の新入社員に対するおすすめ育成法になります。
とはいえ、リソースも限られている中で、そこまで新入社員の教育に時間をかけられない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は上記の育成法を踏まえた新入社員のフォロー研修をご用意しました！

☆★新人フォロー研修2024★☆
▼船井総研のフォロー研修とは？
①モチベーションの下がりやすい5～9月（月1回）に集中指導！
②船井流の社会人基礎力（報連相のやり方、目標設定、モチベーションコントロールなど）を身に着ける！
③経営者・人事担当者へ参加者の特性を踏まえた個別の育成アドバイス付き！　※全5回参加いただた方限定

▼こんな方におすすめ！
・新入社員を数名（1～5名）採用しているが、新人教育にリソースを避けていない…
・新入社員にとって気軽に相談できる先輩や同期がおらず、新入社員がすぐに離職して悩んでいる…
・指示待ちの新入社員ばかりで、主体性を身に着けてほしい…

※新入社員（1年目）ではない若手社員の方も参加可能です。新入社員以外の方が参加される場合は、申込前にご連絡ください。

ご興味のある方は、是非この機会にご参加ください！