AI活用と人時生産性向上で、事務所経営を次のステージへ!
みなさま、いつもありがとうございます。
船井総合研究所の中野でございます。
「人を増やしたいが、なかなか応募が来ない…」
「業務が属人化しており、残業時間が減らない…」
「顧問料を上げたいが、顧問先に説明するのが難しい…」
このようなお悩みを抱える会計事務所様は少なくありません。
採用難や物価上昇といった外部環境は待っていても改善されません。
では、この状況から抜け出し、事務所の持続的な成長を実現するために、必要なことは何でしょうか?
目次
人時生産性を高める視点
その答えのひとつが「人時生産性」の向上です。
人時生産性 = 売上高(粗利) ÷ 総労働時間
つまり、職員一人が1時間あたりどれだけの粗利を生み出しているかを示す指標であり、
採用が難しい時代において、最も重要な経営の軸となります。
人時生産性を高める方法は大きく3つに整理できます。
値上げ
工数に見合っていない顧問先がある場合は、報酬改定を行う必要があります。
インボイス制度や電子帳簿保存法の対応に伴う追加業務を契機に、顧問料見直しに踏み出す事務所も増えています。
業務改善
業務フローを標準化し、属人化を解消することで工数を削減します。
AIやワークフローシステムを組み合わせると、記帳や証憑整理といった定型業務は大幅に効率化が可能です。
付加価値教育
財務顧問や事業承継支援など、高付加価値業務を提供できる人材を育成します。
税務に加えて経営改善の提案ができるようになると、顧問単価アップにつながります。
これらを組み合わせることで、「限られた人員でも成果を上げられる事務所」へと変わることができます。
AIとクラウドで生産性を飛躍させる
こうした取り組みを加速させるのが、AIとクラウドの活用です。
・クラウド会計ソフトによるデータ一元管理で、顧問先との資料共有がスムーズに。
・AI記帳代行ツールで、領収書や通帳のコピーを読み取り、自動仕訳を生成。
こうした技術を導入すると、煩雑な顧問先でも工数を抑えて処理でき、利益率の改善が見込めます。
さらに重要なのは、AIが単なる効率化にとどまらないことです。
実際にAIや工数分析を導入した事務所では、
・職員数を減らさずに顧問先数を1.5倍へ拡大
・PCログを活用した工数分析により、赤字顧問先の特定と改善策立案
・残業時間の見える化で、声がけだけでも大幅削減を実現
といった成果が出ています。
つまり、AIやクラウドは「人時生産性を高めるための強力な武器」であり、
業務効率化と付加価値提供の両面で事務所の成長を後押しするのです。
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業務効率化の方法を具体的に知りたい、生産性向上に取り組んでいきたいという先生にはオススメのセミナーです。
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