新規客から問合せを獲得できるホームページとは?!

新規顧問先を増やしたい、そうお考えの税理士の方へ。
今や当たり前になってきていますが、顧問先を増やすためには紹介を待っているだけでなく、
集客活動を行うことが必須です。
 
中でも、ホームページを活用したWeb集客は、集客方法の中でも効率が良く、
ホームページを作成してWeb集客に取り組む税理士の方も増えてきています。
 
しかし、ホームページを持っていても、顧問先が増えるとは限りません
「ホームページを持っている、だけど問合せは年に数件だけ」という方、
「ホームページを持っている、なのに問合せは来ない」という方も、
少なくないようです。
 
ご自身のホームページが、新規客から問合せを獲得できるホームページかどうか、
3つのレベルから確認してみてください。
 

・レベル1:集客専用のホームページですか?

事務所を紹介するホームページしか持っていない、という会計事務所は非常に多いです。
しかし、新規のお客様で「税理士を探している」という人はそう多くありません。
多くの場合は、「創業にあたってサポートしてほしい」「経理を助けてほしい」といった
具体的なニーズを持って、インターネット上でサービスを探しています。
 
そのため、新規客から問合せを獲得しようと思ったら、
創業支援専門のホームページや、経理代行専門のホームページなど、
集客専門のホームページを用意することが必要です。
 

・レベル2:獲得したい問合せ数の100倍、ホームページのセッションはありますか?

集客専門のホームページのセッション(閲覧)のうち、問合せに繋がるのは凡そ1%です。
広告のかけ方や、ホームページの内容によって0.5%~2%程度の変動はありますが、
平均的には100回のセッションのうち1回しか問合せに繋がりません。
 
つまり、獲得したい問合せ数の100倍、
ホームページのセッションを獲得することが必要
となります。
  
ホームページのセッションを増加させるためには、
広告活用、SEO対策という2つの方法があります。
 
広告活用では、GoogleやYahooのリスティング広告、ディスプレイ広告、
Facebook等のSNS広告などを行います。
SEO対策では、コラムの更新等、SEO評価ルールに沿った対策を実施します。
広告活用とSEO対策の両方を行うことで、より高い効果が見込めます。
 

・レベル3:MFI対応&SSL対応はしていますか?

MFI(モバイルファーストインデックス)という新しいルールをご存じでしょうか?
今後、Googleの検索結果に影響が出る、といわれている重要なルール変更です。
 
下記の図のように、今後はスマホサイトの内容だけが検索結果に影響するようになります。
 

 
「スマートフォンサイトは持っているから大丈夫」と思っていても、
・持ったつもりスマホサイト(PCサイトとURLが別)
・擬似レスポンシブHP

の場合は、MFI対応を行う必要があります。
 
こちらは一般の方が見て判断するのは難しい為、
専門家に診断してもらうことをお勧めします。
  
また、SSL対応についても、Googleが評価基準に取り入れたため、
今後対応が必須となります。
SSL対応をしているホームページは、URLの前に下記の様な表示が出ているはずです。
 

 
まだ対応できていない、という方は、早めの対応をお勧めいたします。
 
自社のHPはMFI対応をしているのか、
どのようにしたら問合せが増えるのか、など、
一度お気軽に専門家へご相談してみてください。
 
 
会計事務所経営.com お問合せ・お申し込みフォーム
https://www.funaisoken.ne.jp/mt/samurai271_zeirishi/inquiry.html

【執筆者】坂田 知加(さかた ちか)
船井総合研究所入社後、会計事務所向けコンサルティングに従事し、全社において女性最速・最年少で管理職に昇進。経理コンサル事業の発展に向けたR&Dに務め、現在は経理コンサルを中心とした業績アップコンサルティングにおいて定評を得る。近年の実績として「経理コンサル事業単体で売上1億円を実現」「経理コンサル事業において年間新規受注4,000万円以上を獲得」等がある。
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