マーケティング戦略の【公的制度支援研究会10月例会ダイジェスト】

いつもありがとうございます。
船井総合研究所の高山です。
本日のメルマガでは公的制度支援研究会の10月例会の内容をダイジェスト形式でお伝えいたします。
テーマであった「マーケティング戦略」について、いま創業支援マーケティングに取り組み事務所がやるべきことを、商品・集客の観点からお伝えいたします。

改めまして、10月例会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
公的制度支援研究会は、創業支援(融資・設立・補助金など)サポートをメインに行う会計事務所様業績アップを目指す研究会となっております。

コロナ禍でも驚異の売上成長率130%超を実現した、ゲスト講師の商品・集客設計の秘訣

10月例会のゲスト講師には、愛知県名古屋市の税理士法人末松会計事務所の末松様をお招きいたしました。

末松先生にご登壇頂いた理由は、下記の3つの圧倒的な実績/組織体制からです。
*コロナ禍でも驚異の売上成長率130%越え!
*事業再構築補助金採択件数/申請件数 64件/90件(2021-2022年)
*その他補助金申請数 229件(2020‐2021年)

この圧倒的な成果に結びついた一番の要因は「徹底したマーケティング構築」といえます。

新規受注のためには
・ペルソナ設計(この商品・サービスを買ってくれるのは誰で、どんなシチュエーションで、とターゲットユーザーを細かく絞り込む)
・商品設計(ペルソナの悩み解決や生活向上に役立つ商品の開発・サービスの切り出し)
・集客設計(よく聞く3C分析など、自社の商品の魅せ方・露出方法・集客KPI目標立てなど)
の大きく3つのプロセスがあります。

本メルマガでは特に、ゲストの末松先生の商品設計と、船井総研からのマーケティング最新事例についてのダイジェストをお送りいたします!

①商品設計
末松先生の成功ポイントは、やはり事務所の主力サービスを絞り込み、ペルソナに対しての商品設計を細かく徹底したところにあります。
コロナの影響により融資や補助金申請のニーズが高まることを予見し、補助金サービスへの注力を始めました。
特に補助金業務は顧客のニーズが高かった点と、所内体制を一度構築すれば生産性がを上げることができる点から注力度を高め、取り組み初年度で補助金申請実績は229件という驚異的な成果を上げていらっしゃいます。

具体的な商品設計の内容としては、フロント商品として創業融資や補助金申請サポートを行い、バックエンド商品として税務顧問を高確率で受注できる導線を設計しています。
特に融資はスポット業務になってしまうことがある商品であるため、「融資スポット」「融資サポート+税務顧問」/「融資サポート+税務顧問サポート+補助金申請サポート」とぃう3つの商品を作成し顧問獲得率UPのための商品設計になっています。
また、マーケットの全体の平均よりも少し高い手数料(3%)であるにもかかわらず、顧問契約を獲得できる商品の作りこみが、高単価受注を実現しています。

②集客設計
さて、商品が固まったら次はその商品を売るためにどのような集客を展開していくかが重要になります。

末松先生の場合は創業融資・補助金ともに専門LPを制作して積極的な広告費投資を行い、断続的にweb経由で問い合わせを獲得しています。
LPもペルソナである若年層に刺さるようなデザインになるようこだわって作成したとお話されていました。

このようにLPや専門HPなど、web集客の基本の部分を徹底されてweb経由でお問い合わせを獲得している事務所様も多いかと思います。
今回の例会では、Webマーケティングの最新事例として事務所HPの活用により確度の高い見込み顧客の獲得事例もご紹介いたしました。

ここからは船井総研からお伝えした講座についてもダイジェストでご紹介いたします。

政令指定都市に所在する事務所で、専門HP(融資HP、設立HP)よりも事務所HPの方が面談誘導率・受注率ともに高く、顧問契約の受注獲得確率が高いという事例があります。

事務所HPは原則自然検索流入のみのため、コストゼロで集客でき、顧問契約を獲得できているのです。
それを実現するためのSEO対策として下記の2つを実施しています。
1⃣定期的かつ独自性のあるコラム執筆
2⃣UI・UXデザインを意識したweb周りの恒常的なアップデート対応
それにより、月間セッション数10,000以上を獲得、「○○税理士事務所(指名キーワード)」や「○○(エリア名) 税理士」などの高難易度キーワードでSEO順位1位を獲得しています。
時間的な投資が必要な事務所HP醸成ですが、7年間のコラム執筆をweb保守運用を行った結果、このような大きな集客成功事例となっています。

今後のマーケティング戦略としては、webでは単体HPだけの整備以上に取り組みことが成果につながります。
専門HPと事務所HP、TwitterやInstagramなどのSNS、YouTubeなどの動画配信プラットフォーム、というようにマルチチャネルにマーケットを開拓する、というより先を見据えて仕掛けていく必要があります。

2023年をさらなる飛躍の年にするためのマーケティング戦略

ここまで末松先生の商品設計方法と事務所HP活用の最新集客事例をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
創業支援マーケットは依然としてコロナの影響を少なからず受けている状況ではありますが、売上回復、または更なる成長を目指している経営者様も多いかと思います。
他事務所の取り組み事例・成功事例を直接同じ志を持つ方と交流いただき、切磋琢磨する仲間に出会えるが研究会です。
ぜひ公的制度支援研究会のお試し参加(初回無料!)もご利用いただき、明日からの業績アップ実現にお役立てください。

その他、
・今のマーケティング戦略で集客に悩んでいる方
・創業支援商品や事務所HPなどの成功事例の自事務所への落とし込み方
・さらにスピード感をもって業績アップを実現したい方
など、個別に自事務所にあった成長方法を模索したい方はぜひ個別相談会もご活用ください。
創業支援に特化したコンサルタントが事務所のご状況をしっかりとヒアリングしてお伝えいたします。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

公的制度支援研究会に向けた無料相談会のご案内

■このような方に”特に”ぜひご活用いただきたい経営相談会です
・目先の売上が減って困っている。すぐに業績を上げたい。
・売上は順調で、特に課題はないが、中期的に進むべき方向性を決定したい。
・従業員のモチベーションが低く、組織としてまとまりがない。
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