【税務顧問報酬4倍を実現!】経理コンサル+αで顧客LTV&満足度を向上させる方法とは!?
皆様、いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
本日は経理コンサルをフロント商品として顧客LTV&満足度を向上させ、税務顧問や高付加価値型サービスを提供することで、税務顧問単体に比べて3~4倍の報酬をいただける経理コンサル提供先への提案のポイントをご紹介いたします。
そもそも「経理コンサル」とは、中小企業に対して経理の課題解決をその業務プロセスから見直すサービスです。具体的には、顧客の経理体制を合理化するクラウド導入支援や、顧客の経理業務を継続的に代行するアウトソーシング業務がございます。
早速ではございますが、経理コンサル先から高付加価値サービスを案件化する際の、提案時のポイントをお伝えいたします。
目次
ポイント①:既存税理士との関係性&サービスレベルを確認した上で提案を進める
既存税理士がいる場合、経営を行う上で、「先生」として信頼関係を構築されてきた可能性がありございますので、税務顧問の切り替えを行うことは簡単ではありません。
既存税理士との関係性や、既存税理士のサービスレベルと自社のサービスレベルを比較した上で提案を進めるために、既存の税理士との関係性や顧客の経営課題に対し、既存の税理士が提案できていない点がないかなど、入念にヒアリングを実施します。
ポイント②:顧客の経営課題に対する一括提案を行う
昨今、経営課題に対し、その解決策として多くの施策が提供される情報過多の時代であります。だからこそ、こうした時勢においては、単価が高くなっても、専門家による情報集約に基づくや一括提案は選ばれやすくなります。
同時に、事前のヒアリングによって現在の税理士がやり切れていないサービスや顧客の現在の課題に基づく提案が可能となると同時に自社のサービス力との違いをアピールすることができます。
ポイント③:押し付けではなく、「顧客にとって最適な提案である」というスタンスで提案を行う
既存税理士とのお付き合いがありつつも顧客に提案を行う際、あくまで営業ではなく「顧客にとって必要な提案」というスタンスをとるということがもう一つのポイントでございます。
経理コンサルの特徴として、顧客との関係が深くなりやすく、解約がされにくいということが挙げられます。
というのも、経理は企業にとって重要な数値を扱う業務であり、経理代行でお客様の詳細な情報・状況の把握が可能となり経営課題が見えるため、顧客の財務課題に対するタイムリーな把握&提案が可能となるからです。
したがって、経理コンサルを通して得た信頼関係によって、+αの税務顧問やMAS等の高付加価値型サービスの提供がしやすくなるのです。その結果、お客様に対して経営の包括的なサポートを実施でき、満足度の高いサービスを提供し続けることができるのです。
上述したポイントを実践されている名古屋市の税理士法人葵パートナーズ様では、経理コンサル提供先において、直近3ヵ年で税務顧問案件化率88%、高付加価値サービスであるMASについては案件化率30%という実績を実現しています。
税務顧問のみの契約の場合、お客様が支払う金額は年間平均40~50万円です。
一方、経理コンサルを入り口とした場合の年間平均報酬イメージが以下でございます。
クラウド導入支援:20万円
アウトソーシング:120万円/年
高付加価値型サービス:年額24万円程度
合計:年間144万円程度
つまり、税務顧問のみでお付き合いする場合よりも3~4倍の報酬をいただくことができるということです。
本日は経理コンサル先から高付加価値サービスを案件化する際の、提案時のポイントをお伝えいたしました。
皆様におかれましても、経理コンサルでお付き合い先に対し経営課題解決に向けたご提案を行い、他の会計事務所にはできない価値を提供していただければと思います。