会計事務所がWEB制作会社探しで間違いやすいポイントベスト5

会計事務所コンサルティングチーム 来田 卓哉(きた たくや)

現在私は士業事務所様向けに特化したWEBマーケティングの勉強会の専任コンサルタントとして、WEBマーケティングに関するお悩みを日々多数士業事務所のお客様より頂きます。

数多く頂くお悩みの中でも特に頂くご相談内容が、「HP(ホームページ)を作ったものの、全然問い合わせが獲得できない」といったものです。

HPを通して問い合わせを獲得する際、ポイントは下記2点です。
■HP制作
■HPの運用
この2点が非常に重要ですが、「HP制作」段階で間違ってしまうと、その後の運用、そして問い合わせ獲得に大きな影響を及ぼしてしまいます。

だからこそHPを制作段階において、WEB制作会社とともに戦略的に進めていくことが重要です。

加えて重要なのが、WEB制作会社の選定です。そこで、「WEB制作会社探し」に関し、間違いやすいポイントを5つお伝えします。

①見た目がよいHPイコール問い合わせが獲得できるHPと思っている
HPの「見た目」がよいからと言って、お問い合わせを獲得できるとは限りません。それ以上に、自社の強みやサービスの価値を伝えることができているかどうか、またそれらを通して問い合わせをいただけるような導線設計ができているかどうかが重要です。「見た目」よりお問い合わせへつながる導線設計ができる製作会社様を選びましょう。

②スマホサイト制作の実績がない制作会社に依頼してしまう
多数の事務所様のHPアクセス解析の経験より、HPへの流入媒体の過半数がスマホであることはもはや珍しくないと言えます。だからこそ、スマホに対応したHPは重要ですが、実はスマホサイトの実績があまりない制作会社も中にはいます。依頼する際はスマホサイトの制作実績も考慮すべきポイントとなります。

③デザインは得意だが、システムが苦手な制作会社に依頼してしまう・・・
制作会社にはデザインが得意な会社、システムが得意な会社、運用が得意な会社などそれぞれ特徴があります。特に多い失敗は、デザインが得意でシステムが苦手な制作会社に依頼してしまい、運用段階で更新がしづらい、SEO対策に適していないなどの不備が見つかることです。必ず実績を見せてもらい、更新のしやすさを自分の目で確認してから依頼するようにしましょう。

④HPを作ってもらったが、自所で更新作業ができない
HPを作成してもらったはいいものの、どんなに細かい修正においても毎回制作会社に依頼しないと更新ができないといったケースは少なくありません。お問い合わせ獲得で重要なことは自社で継続的にHPを更新することです。自社で運用することを前提に、サイト編集情報は事務所で管理できるよう、自社で簡単に更新作業ができるシステムを導入できるか制作会社に確認することが重要です。

⑤知り合いの制作会社に安価に制作してもらったからこそ・・・
知り合いに安価な値段で依頼し、失敗することが事務所が多いです。確かに知り合いだからこそ多少融通できるかもしれませんが、逆に知り合いだからこそこだわりを伝えにくかったり、不備を指摘しづらかったり・・・。HPの制作の際には複数の会社に相談し、また制作実績などを考慮してWEB制作会社を決めていただくことをお勧めします。

以上、いかがでしたでしょうか?これからHPを制作会社に依頼する際は、上記の点を考慮しながら成果のでるHPの制作を進めていただければと思います。

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【執筆者】来田 卓哉(きた たくや)
香川県出身。新卒で船井総合研究所に入社。
入社以来、住宅・不動産業界、士業事務所の業績アップに従事。現在は、会計・税理士事務所のコンサルティングを中心に、経理・創業支援事業を中心としたお客様の業績アップに従事。地域一番事務所を目指すため、営業管理からWEBマーケティングのご提案を行っている。お客様の業績アップのために、全力でご支援をさせて頂きます!
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