クラウド型経理代行で業界の未来を変える、経理代行研究会開催のご報告
4月22日(金)に第1回経理代行研究会を開催させていただきました。
20名の方にご参加いただき、非常に内容の濃い会となりました。
経理代行専門の研究会を開催させていただいた理由としては、
1.経理代行導入の課題解決
経理代行が魅力的なマーケットであることはこれまでお伝えさせていただき、
興味をお持ちいただいた方も多いのですが、その一方で
・経理代行をやったことがないため、やり方がわからない
・やり方がわからないため、経理代行の提案がし切れない
・経理代行を受けるときにはどんなソフトを使えばいいかがわからない
こういった課題があり、導入が進まないという壁がありました。
そのため、
『経理代行の業務理解を進める場と業務のガイドライン(統一規格)が必要』
であると感じていました。
2.実際の業務を進めていくうえで出てきた課題
経理代行には実は2つのパターンがあります。
それは、「訪問型」と「非訪問型」です。
どちらもメリットがあるのですが、船井総研としては「非訪問型」の経理代行を
展開したいと考えています。
その理由として、
・訪問型の経理代行は訪問可能な人員が限られるので、品質管理が難しい、
契約単価をある程度高くないといけない、
利益率のコントロールが難しいといった面で課題がある
・安定した品質と利益のためにはできるだけ訪問しない経理代行が望ましい
・事務所-クライアント相互で作業を進められるようにするにはクラウドが最適
そこで、今回全面的にご協力をいただいている
マネーフォワード様が展開しているMFクラウドによる経理代行を参考に、
『MFクラウドシリーズを活用し、経理代行システム(クラウド型ERPシステム)を中小企業に展開し、
その運用の代行としての経理代行と導入のコンサルティングをサービス化する』
これにより、非訪問型の経理代行サービスの業務基準を作っていきたいと考えています。
3.最新情報の提供と共有
クラウドを活用したモデルは日々進化しています。
・マネーフォワード様でも経理代行業務の展開は進められており、その情報についても最新情報を提供いただく
・今後、続々と展開されていくMFクラウドシリーズについての最新情報・将来展望もお伝えいただく
・本研究会参加者を中心に事例を作り、会員同士でも情報共有を進めたい
そこで、この新しい経理代行モデルに関する情報の最先端が集まる場を作りたいと考えています。
4.集客・オペレーションの課題を解決したい
はじめは既存顧問先から経理代行を受注されているかと思いますが、
新規の集客ツールとして機能させるということが本来の意味です。
そのため、
・日々進化させている経理代行集客事例の情報提供と会員様同士での共有
・最新の集客・営業ツールなど、船井総研及び参加事務所で作成・実践したツールの共有
・マニュアル、提案書など船井総研及び参加事務所で作成したツールの共有
経理代行の増客・効率的な運営に必要なツールがすべて集まる場ともなるようにと考えています。
今回、経理代行研究会の入会特典として、料金表や営業ツール、DMなど集客のために必要なツール
「スタートアップツール」を”データ”で共有させていただきます。
また、今後もこのツールに関しては最新のものを更新していきます。
5.業種特化のための取り組み
これまでの実績の中で、経理代行に向いている業種とそうでない業種はわかってきています。
今後の展開としては、「経理代行に向いている業種」を特に優先的に攻略していく予定で考えています。
そこで、業種攻略のために必要な、
・経理代行が導入しやすい業種とそうでない業種の情報
・各業種の経理ニーズ、経理業務における課題情報の提供
・各業界の経理の業務フロー学習研修と提案ポイントの情報提供
上記の情報を提供することで、いち早く業種別のポイントを押さえ、
他社に先駆けて経理代行を受注し、
地域のシェアを押さえる戦略をとれるようにしたいと考えています。
今後、経理代行研究会が、「経理代行の集客・実務の最新情報が集まる唯一の場」
となることを目指しています。
次回6月24日(金)にも開催を予定しています。
参加ご希望の方は、下記に参加希望の旨ご連絡ください。