1分で分かる！わずか1年で経理コンサル新規受注額1,700万を実現した会計事務所の成功事例インタビュー
こんにちは。船井総研の山田颯斗です。
いつもメルマガをご愛読いただき誠にありがとうございます。
本日は、地方商圏で採算の悪い記帳代行に苦戦をしていた、当時7名の井上公認会計士事務所様が、コロナ禍でも133%成長を実現した成功事例インタビューをお伝えいたします。
ポイントは、以下の3点です。
・コロナ禍に経理コンサル事業に参入し、わずか1年で新規受注額1,700万円を実現
・経理コンサル事業では、平均受注単価120万/年を実現
・コロナ過でも売上6,400万円から8,500万円へ133%成長を実現
特にこのようなお悩みを抱えている事務所様にオススメの内容です。
・資格者や経験者の採用ができない…
・代表や幹部による属人的な売上の作り方、維持をしている…
・税務に依存しない売上づくり、新領域の事業化ができてない…
・顧客増加に伴い人材採用を行うが生産性が上がらない…
それでは、成功事例事務所様のインタビューをお楽しみください！
（インタビュイー：井上公認会計士事務所 所長 井上哲寿、
インタビュアー：株式会社船井総合研究所会計グループ）
目次
山形県山形市で「記帳代行」に限界を感じていた私が、わずか1年で新規1,700万円を受注できた理由を公開いたします。
＜事務所概要＞
事務所名：井上公認会計士事務所
所在地：山形県山形市
開業：2012年
売上：8,500万円
従業員数：12名
船井総研）
井上先生が、このタイミング（コロナ禍）で経理コンサル事業に取り組まれた理由はなんでしょうか？
井上先生）
我々、会計事務所にとって、記帳代行は、低生産性になりがちです。しかし一方で、日本の中小企業の人手不足は、年々深刻化しており、経理のアウトソーシング需要は高まり続けています。
従来の「記帳代行」の延長における「経理代行」業務については非常に大きな可能性があると考えているからです。
船井総研）
なるほど。確かに、2030年には人手不足が644万人となり、アウトソーシング市場自体も2022年は、9000億ほどの市場規模になるというデータもあるので、マクロ的な環境を見てもその通りですね。
経理コンサル事業の取り組みは、どのような流れで進められたのでしょうか？
井上先生）
記帳代行が低生産性の一途を辿っている中、まずは、経理代行に取り組みを始めました。とはいうものの他の事務所でも経理代行に取り組んでいるケースは多く、差別化として当初より活用していたクラウド会計を軸にした経理代行を展開していきました。
また、クラウド会計の活用にあたり、「クラウド会計ソフトの導入+経理改善提案+経理代行」という3点を押さえることで、お客様への価値を最大化しようとコンセプトを決めました。
これを経理コンサルという名称にし、事務所カラーやHPへしっかり打ち出しを行いました。地方では珍しいデジタル要素を打ち出したことによって、若い方に興味を持ってもらい、これまでと比較して優秀な人材（経理コンサル事業で戦力になる人材）を採用することに繋がりました。
船井総研）
ありがとうございます。経理コンサルという新サービスに取り組んだことで、新規受注が増えただけでなく、採用にも好影響があったのですね。
わずか1年で経理コンサル新規受注1,700万を実現した背景には、どのようなポイントがあったとお考えでしょうか？
井上先生）
今では、全員が胸を張って言える「ウチの強みは経理コンサル」という状態ですが、ポイントを整理すると以下の3点になると考えています。
①地方エリアである山形で、まだ普及していない「クラウド化」を事業ドメインの軸にした
②事務所カラー/事業コンセプトを明確にしたことで、経営理念に共感してくれる優秀な人材を採用できた
③都市型のマーケティング手法を自分たちオリジナルの方法に落とし込み、継続して情報発信をした
お客様が喜び、社員もイキイキ働き、売上拡大ができているこの事業にまだまだ可能性を感じております。これからも成長できるよう日々精進して参ります。
船井総研）
井上先生、本日は誠にありがとうございました。
井上公認会計士事務所様の取り組みはいかがだったでしょうか？
船井総研では、新たに経理コンサル事業に取り組む事務所様を応援するために、本日ご紹介させていただいた「井上公認会計士事務所様」と「税理士法人葵パートナーズ様」をゲストに迎えた、「経理代行2.0攻略セミナー」を開催いたします。
税理士法人葵パートナーズ様は、既に経理コンサル事業に取り組み、2021年度は経理コンサル事業単体で7,000万円の売上を実現されております。
また、船井総研より、「90日間で再現！『経理コンサル』の実践手法」と題しまして、経理コンサルを事業化するために必要な実践手法を余すことなくお伝えいたします。
以下のようにお考えの会計事務所の皆様には是非、ご参加いただきたいと考えております。
● “経理コンサル、経理代行に関心がある”ものの、取り組みが進んでいない
● 成長エンジンとして“経理コンサル単体売上7,000万円以上”をつくりたい
● 過去に経理代行（旧型経理代行）に取り組み、“上手くいかなかった”
● “職員中心に収益化が見込める”新たな付加価値ビジネスへ取り組みたい
● “若手・未経験人材を活かせる”新しい取り組みを模索している
◆開催概要◆
＜ゲスト講師＞
・ゲスト講師①：税理士法人葵パートナーズ 代表社員/税理士 花田 一也 氏
・ゲスト講師②：井上公認会計士事務所 所長 井上 哲寿 氏
＜開催日時＞
全日オンライン（Zoom）開催
PCがあればどこでも受講可能です！
①2022/04/11 (月)13:00~16:30
②2022/04/15 (金)13:00~16:30
③2022/04/19 (火)13:00~16:30
④2022/04/27 (水)13:00~16:30
※5月以降の開催もございますので、詳しくはお申し込みページをご覧ください
＜参加費用＞
・一般価格 20,000円 （税込 22,000円）/ 一名様
・会員価格 16,000円 （税込 17,600円）/ 一名様
＜開催形式＞
当日はZoomを利用し、オンライン開催をさせていただきます
詳細、お申込みは下記をクリックしてください
【執筆者：山田颯斗】
