【集客手法】2023年 繁忙期”でも”対応すべき2つのこと
2022年も残すところ数日となりました。
今年は、北京五輪やサッカーW杯など日本・世界が盛り上がるイベントも盛りだくさんであった一方、ロシアのウクライナ侵攻による物価高、相次ぐコロナ波による不安定な世況、記録的な円安など1年間不安定な状況が続き、企業や市民生活にも暗い影を落とした1年でした。
会計事務所業界に目を移してみると、今年は2021年末に改正電帳法の猶予措置が発表されたものの、2023年10月にインボイス制度、2024年1月には改正電帳法の開始控える中、大きな転換期を迎えています。実務面の対応に追われる先生方が多かったと思いますが、顧問先や相続などスポット案件の獲得に向けて行動できていますでしょうか?
本日は”今すぐできる””差がつく”集客手法を2つご紹介します。
目次
①口コミ・広告を用いたGoogleビジネスプロフィールによる集客
”Googleビジネスプロフィール”は元々Googleマイビジネスと呼ばれており、Google 検索およびGoogle マップで検索したユーザーに対して自社の存在・サービスを周知させることができるツールです。
皆さんもGoogle検索・マップで”東京駅 ランチ”など飲食や最寄りのコンビニを探す時などにお店の場所と簡単な情報がGoogleマップ上に出てくるように、気が付かないうちに利用されているかと思います。
このGoogleビジネスプロフィールですが、Googleアカウントを持つ人であれば、1アカウント1つまで誰でも無料で作成することができます。実際にこれを用いて集客を行い、月複数件の顧問先獲得に繋げている事務所もあるため、無料ながらも注力する価値はあります。
事務所への集客に活用するために必要なことは下記3ステップのみです
(1)事務所のGoogleアカウントを作成する
(2)登録を行う
(3)口コミを獲得する
((4)広告を配信する)
ここでのポイントは「(3)口コミを獲得する」です。
会計事務所の場合、月次顧問先/年一関与先など日常的に接点がある顧客が事業会社と比べて数多くいます。1~3月の期間は顧客との直接接点が多いため、この時期に多くの口コミを獲得し、税理士を探しているターゲットへ自事務所を魅力的に訴求することが可能です。
また、このGoogleビジネスプロフィールに広告を配信することも可能です。こちらは有料になりますが、口コミの数が少ない/事務所から少し離れたところに広告をかけたい場合にも検索順位上位に表示させることが可能であるため、積極的な集客を検討されている事務所様はぜひ選択肢の一つにしましょう。
②事務所HPの分析
多くの事務所様はなんらかのHPをお持ちかと思いますが、”ここ1年間”その分析は行っていますでしょうか?分析を行うことによりどの記事が長く読まれているのか、どの媒体からの流入が多いかなど各種データを計測・集計することにより、HP・マーケティングの課題を見極めることができます。
分析ツールには「Googleアナリティクス」がおススメです。Googleが出している無料HP分析ツールであり、各種データを期間ごとに集計することが可能です。
ただ、現在主流である「Googleユニバーサルアナリティクス(以下UA)」は2023年7月に運用停止となり、以後使うことができません。現在分析ツールを導入している方でも、半年後には分析ができなくなってしまいます。今後も計測するためには「Googleアナリティクス4プロパティ(以下GA4)」を入れることが必要です。ただし、GA4を導入してもUAのデータは引き継がれないため、過去の計測データを参照することができません。
また、HPについては2022年4月に個人情報保護法が改正され、HPにてGoogleアナリティクスを用いる際などcookie情報などのデータを収集する場合には閲覧者の許可が必要になりました。
この個人情報保護規定(プライバシーポリシー)がなくデータ収集を行っているのであれば法律違反であると同時に、今後Google/Yahoo!検索の検索順位が大きく下落してしまう可能性があります。文言の策定については法律が関わるために顧問弁護士に相談したほうが安心のため、少々時間がかかります。
繁忙期明けに集客活動を行いたいのであれば、繁忙期が終わって行うのではなく、繁忙期前に済ませておきましょう。
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インボイス・電帳法やクラウドの普及など、実務面での大きな変化に目を向けがちですが、競合の増加やWeb販促の変化など、集客面にも大きな変化が発生しています。
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