【2023年度総会振り返り】2023年の時流から見る会計事務所のとるべき戦略とは?

皆様、いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の髙山でございます。

12月9日(土)、弊社船井総研丸の内本社にて、会計事務所向け経営研究会総会を開催し、約70名ほどの会員様へご参加いただきました。
改めまして、ご参加いただきましてありがとうございました!

総会では「インフレ経済における会計事務所の生存戦略について考える」をテーマとし、2023年の時流から見る2024年のとるべき戦略についてお話をしました。今回のメルマガでは「2023年のマクロな動向からみる2024年にとるべき戦略」についてダイジェスト形式でお伝えしていきます。

「忙しくて参加できなかった」「これからとるべき戦略について情報収集したい」といった方はぜひお読みいただければと思います。また、弊社の研究会では最新の全国の事例共有や情報交換を活発に行っておりますので、もしご興味のある方はお試しでご参加いただければと思います。

会計事務所の持続的成長への戦略

【マクロの経済動向】
コロナを筆頭に近年の世界経済は大きな変動の時期を迎えています。2023年ではロシア・ウクライナ問題に起因する原油価格の上昇や、各国での貧富の差の拡大、インフレ経済など、不確実性が高まっています。これらの変動が会計事務所業界も例にもれず多くの企業に影響を与え、変化の多い環境の中うまく適応していく必要があります。

【持続的成長のために必要なこと】
船井総研ではこの変化の多い環境の中で、「持続的成長」を重要視しています。会社や事務所の短期的な成長よりも、様々な環境の変化に対応し継続的に売上や利益をあげていくことに価値があると考えております。
その中で今回の研究会の講座では会計事務所が持続的成長を遂げるためには、ビジネスモデルの変革、人財投資、そしてDXへの積極的な投資が重要になってくるとお伝えさせていただきました。

1. ビジネスモデルの変革
– 「税務顧問」に留まらず、新たなサービスラインナップの構築が必要です。明文化されたサービスと適切な値付けが、競争力を高めます。

2. 人財投資
– 賃上げによる離職の防止や、採用チャネルの複線化が人材確保に寄与します。近年人材の流動化が進んでいるため、従業員の満足度向上に注力し、定着率を上げていくことが、会計事務所の成長に直結します。

3. DXへの投資
– ウェブやチャットボットを活用した新規集客や、テレアポとメルマガを組み合わせた戦略が有効です。さらに、ChatGPTなどの先進技術を活用した若手向けの教育も重要です。

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