経理コンサルを進める上で必要不可欠な”クラウド導入支援”とは
目次
1.経理コンサルを進める上で必要不可欠な”クラウド導入支援”とは
昨今の日本では、人手不足問題が年々深刻化しています。
加えて2019年より働き方改革が本格始動し、全国の中小企業は今まで以上に生産性向上、
業務プロセスの見直しに迫られています。
その様な背景の中、単なる作業代行から一歩踏み込み、経理の体制を再構築する支援が、
今後より必要とされることが予想されます。それを実現するのが経理コンサルです。
経理コンサルの中でも経理の体制を再構築するクラウド導入支援が、
経理コンサルを進めるポイントと言えます。
2.経理業務工数を50%以上削減!クラウド導入支援の事例紹介
経理コンサル新規参入セミナーにもご登壇いただいた、クラウド導入支援を先進的に進めている
株式会社ワクフリ様は、「バックオフィス業務工数50%以上削減」という成果を出されています。
クラウド導入支援により、会計業務、売上管理、勤怠管理、給与計算といった経理業務において、
クラウド活用の仕組みを作ることで、経営分析資料の作成が格段に早くなり、
事務作業の大幅削減を実現することが可能です。
その結果、オーナーが営業や広報に専念できるようになり、取引先の増加、新規店舗出店実現に
繋げることができています。
3.クラウド導入支援のポイント
クラウド導入支援の必要性を理解していても、クラウド導入支援の仕方がわからない
という事務所もあるかと思います。
クラウド導入支援といっても、単にクラウドソフトを導入するだけでは成果につながりません。
工数削減につなげるためには、クラウドソフトを導入する前に下記3つのフローを踏むことが
ポイントになります。
①現状ヒアリング
現状の会社が抱える経理業務全般の流れを把握し、課題を把握する
②課題整理
ヒアリングした内容から現状の経理業務の課題を整理し、何を変えるべきかを明らかにする
③業務フロー設計
課題をクリアできる理想の業務フローを設計し、どの部分にクラウドツールを導入&活用するか
を決定する
この3点をしっかり進めることで、成果に繋がるクラウド導入支援を行うことが可能になります。
本日お伝えできた成功事例は極一部ですが、クラウド導入支援に取り組んでいる事務所が集まる
経理コンサルビジネス研究会ではより多くの情報を共有しています。
ご興味がある方は一度お試し参加にお申込みください。
(1事務所1回まで無料で参加可能です。)
新卒で船井総合研究所に入社。入社以来、住宅会社の人事評価や組織活性、士業事務所の相続マーケティングに従事。現在は会計事務所を専門に従事。創業支援や経理コンサルを切口に、Webを中心とした業績アップに取り組む。